森が再び育つ時、私たちの紙パックも再び育ちます。

主に木材を使ってテトラパック® の容器を作っているという点が、再生可能についてのストーリーの第2部です。最初の問題は、その木材がどこで産出されるかです。私たちは、認証を受けた、責任を持って管理された森林で産出された木材を使用する努力をしています。それは、木材の収穫水準が常に持続されるということです。

これは重要なことです。なぜなら、私たちはみな、きれいな水、新鮮な空気、医薬品、木材、紙製品を得るために森林に頼っているからです。森林は、地球温暖化防止にも役立っています。適切な管理を行えば、森林はすべての人に恵みをもたらし、茂り続けてくれるのです。

原材料からリサイクルまで…紙パックの一生

  • 出発点は再生可能な原材料

    私たちの容器を作るために使われる材料のなかには、原紙(原料は木材)とサトウキビがあります。私たちは、品質や食品の安全を損なうことなく、できるだけ多くの再生可能な材料を使っています。

  • 認証を受けた原紙を使用

    2012年、FSC®ラベル付き容器は260億パックを超えました。これは2011年と比べて40%の増加です。

  • 原材料から紙パック用の包装材を作る

    工場の製造工程におけるエネルギー消費量を最低限に抑え、廃棄物を削減することを目指しています。たとえば、中国のフフホトにある包材製造工場では、風力エネルギーのみを使用しています。

  • 製造と流通を効率的に

    私たちは、環境に及ぼす影響を最小限に抑えようと取り組んでいます。そのために、エネルギーと水の消費量を削減し、容器の製造と流通で生じる廃棄物の量を最小限に抑える方法を、常に工夫しています。

    実際には、次のような努力を行っています:
    • 容器における再生可能な原材料の使用量を増やす
    • 容器におけるプラスチックの使用量を削減する
    • 設備の効率性を高める
    • 排出を最小限に抑える
    • 保管や輸送のための効率的な方法を確保する

    さらに、お客様が自社の製品を充填包装する際の環境負荷削減を支援するため、私たちは環境的に健全な最新の設備を供給しています。

  • みなさんにできること

    では、みなさんは何をしたらいいでしょうか? 注意深く製品を選ぶことです。つまり、再び育つものから作られた容器を使うということです。そして、使い終わったら、容器を再利用するかリサイクルするのを忘れずに。環境のためにより良い選択をする、簡単な方法です。

  • リサイクル

    リサイクル率を高めるため、私たちは、お客様、サプライヤー、公的機関、環境団体、産業団体、地域団体と協力を行っています。

FSC®ってなに?

私たちの容器にはFSC®ラベルが付いています。FSC®(森林管理協議会)は、世界の森林の責任ある管理を促進する非政府、非営利の独立組織です。厳格な認証システムによって、国際的に認められた規格の設定、商標による保証、そして責任ある森林管理に取り組む企業、組織、地域社会に対する認証サービスを行っています。

FSC®ラベルは、その容器の原材料が、責任をもって管理された森林や他のきちんと管理された資源から産出されたものであることを示しています。このような森林は、将来の世代のニーズのために、社会的にも、経済的にも、生態系にも真の貢献ができるように管理されています。すでにテトラパックの紙パックの一部にはFSC®ラベルが付いており、私たちは現在、急速にこの取り組みを拡大しています。

世界各地の森林保護プロジェクト

FSC® は、森林認証プログラムを通して、責任ある森林管理を世界中で実現するために貢献しています。また私たちは、WWF(世界自然保護基金)、グローバル・フォレスト・アンド・トレード・ネットワーク(GFTN)といった信頼性の高い世界的組織と協力し、世界中に責任ある森林管理を広めようとしているのです。

ここに、私たちが関与したプロジェクトの事例をご紹介しましょう:

  • メキシコ

    テトラパック・メキシコは、社内環境コンテストを開催しました。これは、社員のボランティア有志がチームに分かれ、森林再生やリサイクルへの取り組みを競い合うものです。優勝したケレタロ工場のチームは、地域の学校を巻き込んだ森林再生プロジェクトを実施しました。

  • 中国

    テトラパック中国とWWFは、永安森林が2008年にFSC®認証を取得し、中国南部最大の認証取得森林となるよう支援しました。中国における、責任ある森林管理システムの提唱と実施を支援した献身的な活動として、WWFはテトラパックを報奨しました。

  • スペイン

    テトラパックは、WWF/アデナに資金提供し、オランダ・ニレ病、汚染、粗放農業によって荒廃したニレ林への再植林を支援しました。ニレ林はエル・カンピージョ湖の周囲に広がり、マドリード南東地域公園の一角をなしています。付近にはアルガンダ・デル・レイ工場があり、約50人の従業員とその家族がボランティアとして参加し、約500本の苗木を植えました。

  • ポーランド

    2006年より、テトラパックはポーランドの主な国立公園数ヵ所と協力し、28万本の木を植樹してきました。テトラパック・ポーランドは、ウェブサイト上で、「再生可能性」と気候問題に関する啓蒙活動を行いました。登録したユーザーが特設サイトで「仮想苗木」を植えると、連絡先にリンクが送信され、「仮想森林」を訪問するようになっています。ウェブサイト上で植えられた1本の仮想の木に対して、テトラパックは1本の本物の木を国立公園に植樹しました。

パートナー

環境問題は非常に複雑なテーマであるため、私たちは、環境や開発に関わる世界の主要機関と協力し、そこから学んでいます。ここに、いくつかの事例をご紹介しましょう:

国連グローバル・コンパクト

テトラパックは、2004年にグローバル・コンパクトに調印しました。この国連イニシアティブは、人権、労働、環境、汚職防止の分野で広く受け入れられている10の原則に沿って、業務を行い、戦略を策定することを約束した企業を結び付けるものです。

WWF

テトラパックは2006年よりWWFと協力し、気候変動および森林保護に関する問題に取り組んできました。100ヵ国で活動するWWFは世界を主導する自然保護団体であり、未来の自然を保護するために取り組んでいます。2005年より、「クライメート・セイバーズ・プログラム」との協力も行っています。これは、温室効果ガス排出量の削減を自発的に約束した企業とWWFとの間で結ぶ協力体制です。その目的は、排出量削減がビジネスにとっても有益であることを示し、産業界の力を動員することです。

高保護価値資源ネットワーク(HCVRN)

HCVRNの目的は、責任ある土地管理の一環として、森林や他の生態系が持つ決定的に重要な社会的および環境的価値を維持することです。このネットワークは、HCVアプローチを採用する個人や組織によって構成されています。

森林管理協議会

森林管理協議会(FSC)は、 世界の森林の責任ある管理を促進する非政府、非営利の独立組織です。

グローバル・フォレスト・アンド・トレード・ネットワーク(GFTN)

GFTNは、世界中の危機に瀕しているかけがえのない森林を守る努力の一環として、違法伐採を防ぐために活動しています。